キャリアを重ねるなかで、彼女は一発屋のアイドル女優にとどまらず、重厚な歴史劇でも圧巻の演技を見せるようになる。その代表格が、NHK大河ドラマ『八重の桜』での主役・新島八重役だ。銃を手に戦場に立つ凛とした姿と、家族を思いやる深い情愛を見事に演じ分けた。
この作品での成功により、彼女は名実ともに国民的女優としてのポジションを確立。どんなに多忙になっても、年末年始や撮影の合間には故郷の家族へ連絡を欠かさず、実家から送られてくる新鮮な野菜をエネルギー源にしていたという話は、エンタメ業界内でも有名な逸話だ。