大人の溶連菌を風邪と放置する危険!喉の激痛から迫る急性腎炎と後遺症

大人の溶連菌を風邪と放置する危険!喉の激痛から迫る急性腎炎と後遺症

大人の溶連菌を風邪と放置する危険!喉の激痛から迫る急性腎炎と後遺症の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

Q1:喉の痛みが数日で自然に治まった場合でも、後から内科を受診すべきですか?
A1:喉の痛みが完全に消えていても、発熱や激痛から1〜3週間以内に「茶褐色・コーラ色の尿が出た」「朝起きたときの顔や手足のむくみがひどい」「血圧が急に上がった」といった症状がある場合は、直ちに内科を受診してください。溶連菌感染後の急性糸球体腎炎が疑われるため、速やかな尿検査と血液検査による診断が必要です。自覚症状がない場合でも、数週間後の健康診断や簡易尿検査テープでタンパク尿・潜血の有無を確認することが推奨されます。

Q2:大人の溶連菌感染症は市販の風邪薬や市販の鎮痛剤だけで治せますか?
A2:治せません。市販の総合感冒薬や消炎鎮痛剤(ロキソプロフェンやイブプロフェンなど)は、一時的に喉の痛みや炎症を緩和する対症療法に過ぎず、原因菌である溶連菌を殺菌・排除する力はありません。体内に細菌が残存し合併症リスクが高まるため、根本治療には医師の処方によるペニシリン系などの抗生剤の服用が不可欠です。

Q3:同居する子どもが溶連菌にかかりました。大人は無症状でも病院で検査や薬をもらうべきですか?
A3:症状が全くない健康な成人が予防的に受診して抗生剤を内服することは、薬剤耐性菌の発生を防ぐ観点から原則として推奨されていません。ただし、大人自身に「微熱がある」「喉がイガイガ・チクチク痛む」といった軽微でも異変が現れた場合は、速やかに内科を受診し「家族が溶連菌に感染している」旨を伝えて迅速抗原検査を受けてください。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。