この兵器が世に放たれたのは、原作漫画第103訓およびテレビアニメ第38話「雪ではしゃぐのは子供だけ / 冬に食べるアイスもなかなかオツなもんだ」(前半パート)です。舞台は、賞金を巡って住人たちが競い合う「第1回かぶき町雪祭り」でした。
主人公の坂田銀時と神楽が作り上げたのは、中央にそびえ立つ一本の棒状構造物と、その根元に配置された二つの球体積雪――誰がどう見ても男性器そのものの形状をした雪像でした。常識的なツッコミ役である志村新八が「これどう見てもチン……」と制止しようとするなか、銀時たちは一切悪びれることなく「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲」と命名し、真剣な面持ちで語り始めます。
単なる下ネタで終わらせず、架空の重厚な設定を大真面目に被せることで、読者のツッコミをあえて無力化する独自の手法が、この伝説の幕開けとなりました。