『かぐや様』の大ブレイク以降、華々しいスターダムを駆け上がった印象を持たれがちですが、彼女のキャリアは決して平坦なものではありませんでした。ネット上では「事務所のゴリ押しで急に売れたのでは?」といった誤解をされることもありますが、実態は地道な下積みを重ねた苦労人です。
佐賀県出身の古賀葵さんは、幼少期からアニメに親しみ、声優を目指して専門学校へ進学。上京後は81プロデュースの養成所を経て預かり所属となりましたが、初期はモブ役やナレーション、端役オーディションに落ち続ける日々が数年間続きました。
生活費を切り詰めながらアルバイトを掛け持ちし、数々の悔しさを味わいながらも現場で一言のセリフに全霊を注ぎ続けた結果、掴み取ったのが『かぐや様』のオーディションでした。この泥臭い下積み時代に培われた粘り強さと人間観察力が、現在の厚みある演技の土台となっています。