ポリ袋衣装で最も懸念されるのが、子どもの元気な動きによる「破れ」や「引きつれ」です。現場で長年培われてきた耐久性向上のテクニックを取り入れることで、本番中も安心して着用できます。
第一の裏ワザは、「カットラインの裏打ち補強」です。首回りや脇の下など、脱ぎ着の際に負荷がかかる曲線部分の内側に、あらかじめ透明のOPPテープや同系色のビニールテープを貼ってからハサミを入れます。テープごと切り抜くことで断面が強化され、引っ張られても裂けにくくなります。
第二の裏ワザは、「静電気防止スプレーと空気穴の工夫」です。冬場のお遊戯会では静電気で足元に袋がまとわりつきやすいため、完成後に静電気防止スプレーをひと吹きするか、柔軟剤を薄めたタオルで表面を軽く拭いておくと、常にふんわりとした形状を維持できます。また、裾の内側に小さなスリットを入れておくことで、激しいダンスでも熱がこもらず、動きやすさが劇的に向上します。