オポジット(Opposite)は英語で「反対側」「対角」を意味します。バレーボールにおけるポジション配置において、セッターの対角(ローテーション上の真裏)に配置されることが名称の由来です。
バレーボールのルール上、6名の選手はローテーションによって常にコート内を時計回りに移動します。セッターの対角にオポジットを配置する最大の理由は、「セッターが前衛にいる時はオポジットが後衛」「セッターが後衛にいる時はオポジットが前衛」という相互補完の関係を常に維持できるためです。セッターが前衛に上がると前衛アタッカーが2枚(レフト・センター)に減ってしまいますが、対角に強力なオポジットがいれば、後衛からでもライト側のバックアタックによって実質3枚の攻撃枚数を担保できます。
どのようなローテーションであっても、ネットの左右および中央から絶え間なくアタックを仕掛けられる攻撃的厚みを生み出すシステムこそが、オポジットというポジションの根幹にあります。