日光東照宮の三猿は全8枚の物語!隠された4匹目の真相と家康の遺訓

日光東照宮の三猿は全8枚の物語!隠された4匹目の真相と家康の遺訓

日光東照宮の三猿は全8枚の物語!隠された4匹目の真相と家康の遺訓の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

Q1:なぜ「見ざる・聞かざる・言わざる」の順番なのですか?
A1:レリーフに彫られている並び順は、左から「聞かざる」「見ざる」「言わざる」です。しかし日本語として定着した呼び順は、原典である『論語』の「非礼勿視(見るな)、非礼勿聴(聞くな)、非礼勿言(言うな)」の順序に基づいています。人間が外部の刺激を認識する際、視覚情報が最も影響力が大きく、次いで聴覚、最後にそれらに影響されて言葉を発するという認知のプロセスに対応していると考えられます。

Q2:8枚の彫刻を正しい順番で見るためのポイントは?
A2:神厩舎の正面に向かって「左端から右端へ」順に5面を見た後、建物の「右側面を奥に向かって」3面見ていくのが正しい時系列ルートです。正面の第2面に三猿があるためそこで立ち止まりがちですが、必ず右側面の第8面(妊娠した猿)まで確認してください。最後に再び第1面を振り返ることで、生命が世代を超えて循環するストーリーを体感できます。

Q3:なぜ三猿だけがこれほど有名になり、他の場面は知られていないのですか?
A3:語呂合わせの親しみやすさと、手を顔に当てるキャッチーなポーズが視覚的に際立っていたことが最大の理由です。また、明治期以降に外国人観光客の間で「Three Wise Monkeys」として絵葉書や工芸品が輸出され、国際的な知名度を獲得したことで、第2面だけが独り歩きして広まった歴史的経緯があります。

Q4:日光東照宮の神厩舎には今でも本物の馬がいるのですか?
A4:はい、現在も神馬(しんめ)が飼育されています。天候や健康状態によりますが、午前中を中心とした特定の時間帯に、白馬が神厩舎の中に繋がれて姿を見せてくれます。神馬が不在の時間帯でも、厩舎そのものと8枚の彫刻は常時拝観可能です。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。