「キング・クリムゾン」の核となるのは、数十秒先の未来を見通す「エピタフ」と、数秒間の時間を消し去る「時間消去」という二つの連動した力だ。具体的には、まず額に存在する小型の顔「エピタフ」が10秒先の未来映像を前髪などの影に投影する。この未来は絶対であり、回避不能な事実として確定する。
しかし、ディアボロは自身にとって都合の悪い未来が確定した瞬間、キング・クリムゾンを発動してその「過程の時間」を世界から丸ごと消去する。消去された時間の中で行動できるのはディアボロただ一人であり、他のすべての人間はその間の記憶も意識もなく、結果だけを受け入れることになる。例えば、銃弾が彼を貫くはずの未来を予知した場合、弾丸が体を通過する数秒間を消去することで、ディアボロは一切のダメージを受けずに攻撃を無効化できるのだ。