ネット上の口コミや旅行ブログを精査すると、現場を知らないがゆえの「2つの典型的な誤解」が散見されます。
第1の誤解は、近隣に位置する「道の駅 とみうら 枇杷倶楽部(びわくらぶ)」との混同です。名称が酷似しているため、カーナビの目的地設定や同乗者への案内で取り違える旅行者が後を絶ちません。「枇杷倶楽部」は国土交通省登録の公的な道の駅で、ビワの文化展示や花卉温室、カフェが主体の穏やかな施設です。対して本稿の「房総の駅 とみうら」は民間企業が運営する海鮮特化型のグルメ商業施設です。目的が「豪快な海鮮ランチ」であるならば、設定場所を間違えないよう注意を払う必要があります。
第2の誤解は、「旧道楽園時代と内容は同じではないか」という先入観です。確かに敷地の骨格は引き継がれていますが、厨房設備の一新、衛生管理体制の厳格化、メニューの地産地消シフトなど、中身は完全にアップデートされています。「昔行ったことがあるから」と素通りしてしまうのは、現在のクオリティから見れば非常にもったいない判断と言わざるを得ません。