現地で「マルチコピー機がPDFを読み込まない」「送信したはずのファイルが表示されない」というトラブルに直面した際、確認すべきチェックポイントを網羅しました。
1. PDFにパスワード保護や閲覧制限がかけられている
官公庁の申請書類や請求書、給与明細などで頻繁に見られるトラブルです。暗号化されたPDFは、マルチコピー機の処理エンジンが解読できず「非対応ファイル」として弾かれます。
【対処法】:スマートフォンのブラウザや閲覧アプリで一度ファイルを開き、パスワードを解除した状態で「別名でPDF保存」またはスクリーンショットを撮って画像(JPEG)として出力してください。
2. ファイルサイズが規定の上限(10MB〜30MB)を超えている
ネットワークプリントのLINE連携やWebアップロードでは、1ファイルあたりの容量上限が設定されています。高解像度の画像が大量に埋め込まれたプレゼン資料などは弾かれる原因になります。
【対処法】:PDF圧縮ツール(オンラインまたはスマホ標準機能)でファイルサイズを軽量化するか、Wi-Fi直接通信の「PrintSmash」を利用することで大容量ファイルも転送可能になります。
3. 特殊なフォントが埋め込まれておらず文字化け・レイアウト崩れを起こす
PCで特殊なフォントを使用して作成されたPDFは、印刷機のラスタライズ処理時に文字化けや白紙出力の原因となります。
【対処法】:PDFを書き出す際に「フォントのアウトライン化」または「全フォントの埋め込み」を設定してください。