アスファルトの隙間や公園の芝生、住宅街の石垣などで「この小さなピンクの花は何だろう?」と目を奪われることがあります。雑草として扱われがちですが、それぞれ固有の愛らしい名前を持っています。
春先の道端で群生している濃い赤紫がかったピンクの小花はホトケノザです。葉が茎を包み込むように段々につき、唇のような形の小さな花を上向きに咲かせます。また、初夏から秋にかけて石垣や道路脇を覆い尽くす金平糖のような丸い小花はヒメツルソバ(ポリゴナム)です。ヒマラヤ原産のグラウンドカバーで、丸いピンクの集合花とV字模様が入った葉が目印です。
ハート型の葉が3枚集まり、日当たりの良い芝生に咲く可憐な薄ピンクの花はムラサキカタバミやイモカタバミです。中心部が黄色いものがムラサキカタバミ、中心が濃い赤紫色をしているものがイモカタバミで見分けることができます。