取材班が現地および周辺関係者へ接触を図ったところ、現場の受け止め方はネット上の騒ぎとはやや温度差があることが浮き彫りになりました。阿倍野スキャンダル関係者のひとりは、次のように重い口を開きます。
「ネットで書かれていることの2割程度は実際に現場で課題になっていたトラブルですが、残りの8割は尾ひれがついた誇張や悪意ある歪曲です。特定の人物を標的にした私怨によるリークという側面が否めず、現場業務に深刻な支障が出ています」
一方で、内部の体制に以前から不満を抱いていた別の関係者からは、「上層部の独断専行体質が長年放置されていたのは事実。今回の騒動を機に膿を出し切るべきだ」といった厳しい声も聞かれます。当事者間での主張の食い違いが、問題の収束を難しくしている主因といえます。