華やかな芸能界で順風満帆な人生を歩んできたように見える風吹ジュンさんですが、その生い立ちは決して平坦なものではありませんでした。富山県高岡市に生まれ、小学生の頃に両親が離婚。母親と共に京都へ移り住んだものの、複雑な家庭環境から中学生の頃には貧困と孤独に直面し、若くして自立を余儀なくされました。
上京後、銀座のクラブなどで働きながら生計を立てていた彼女を大きく変えたのが、スカウトによる芸能界入りです。1973年、初代「ユニチカマスコットガール」に抜擢されると、小悪魔的な愛らしさと健康的なプロポーションで世の男性たちを瞬く間に虜にしました。
当時のポスターや雑誌のグラビアで見せた瑞々しいビジュアルは今なお伝説として語り継がれています。その後、アイドル歌手活動を経て本格的に女優への道を切り開き、数々の映画賞を受賞する実力派へと着実にステップアップを遂げていきました。