財布に10円玉がなく、100円玉を投入して公衆電話を利用した経験を持つ方もいるはずです。ここに公衆電話特有の大きな落とし穴が存在します。
公衆電話は100円硬貨を使用した場合、おつりが一切返却されない構造になっています。たとえばスマホ宛に10秒だけ話して電話を切った場合、本来の通話料は10円相当ですが、投入した100円玉はそのまま収納され、差額の90円は戻ってきません。
10円玉であれば、複数枚(例えば5枚)入れておけば使わなかった分の硬貨は受話器を置いた際に返却口へ戻ります。短時間の連絡であれば、10円玉を数枚用意するのが経済的です。
小銭の残額を気にせずスマートに通話したい場合、現在も製造・販売が継続されているテレホンカード(磁気カード)が最も合理的です。度数単位(1度数=10円相当)で1度数ずつ正確に消費されるため、端数が無駄になりません。防災ポーチや財布のカードポケットに50度数または105度数のテレホンカードを1枚忍ばせておくだけで、非常時の強い安心材料になります。