「自分はいびきなんてかいていない」と言い張るパートナーを説得するのは容易ではない。感情的な対立を避けるには、客観的なデータという動かぬ証拠を提示するのが最もスマートだ。
ここで威力を発揮するのが、急速に進化を遂げたスリープテックである。枕元に置くだけで睡眠中の音声を録音・解析するアプリ「Sleep Cycle」や、睡眠深度と呼吸乱れをリアルタイムで記録する「Apple Watch」を活用すれば、いびきの発生時間帯、音量、さらには呼吸停止の頻度までが可視化される。
「あなたがうるさい」と責めるのではなく、「アプリのデータを見たら息が止まっている時間があった。心配だから診てもらおう」と切り出す。これだけで相手の防衛本能は解け、医療機関への受診動機へと変換される。