かつては水揚げ量が安定しないために市場へ出回りにくく、未利用魚や低利用魚として扱われることも多かった。しかし現在、日本の水産業全体で資源の有効活用が叫ばれる中、水産庁もこうした未利用魚の価値再発見を後押ししている。流通網の発達により、鮮度を保ったまま都市部へ出荷されるルートが急速に整備された。
テレビでおなじみの魚類学者・さかなクンも、この魚のポテンシャルを高く評価する一人だ。「見た目のひげには味覚を感じるセンサーがあって実に面白い!そして何より、加熱しても硬くなりにくい上質な白身と甘みがある」と絶賛する。水産業の新たな希望として、オジサンの評価はかつてない高まりを見せている。