東尋坊とはどんな場所?名前の由来と悪僧伝説・絶景の見どころ徹底解剖

東尋坊とはどんな場所?名前の由来と悪僧伝説・絶景の見どころ徹底解剖

東尋坊とはどんな場所?名前の由来と悪僧伝説・絶景の見どころ徹底解剖について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。

地理的な位置関係から確認すると、東尋坊は福井県坂井市三国町の海岸線に位置する巨大な岩壁群です。日本海の荒波によって削り出された断崖絶壁が約1kmにわたって続いており、水面からの高さが約25m(ビル8階相当)に達する絶壁「大池(おおいけ)」をはじめ、無数の奇岩怪石が連なっています。

東尋坊が学術的に極めて高い評価を受けている理由は、その岩肌を構成する「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」にあります。マグマが冷え固まる際に規則的な多角形の柱状の割れ目が生じる現象ですが、東尋坊の岩石は「輝石安山岩(きせきあんざんがん)」と呼ばれる種類です。

この輝石安山岩による大規模な柱状節理は地質学的に極めて珍しく、朝鮮半島の金剛山、スカンジナビア半島のノルウェー西海岸と並び「柱状節理世界三大絶勝」の一つと称されています。その希少性と雄大な景観が認められ、1935年に国の名勝天然記念物に指定され、1952年には国の特別名勝にも指定されました。約1,300万年前の火山活動によって地中に貫入したマグマが、気の遠くなるような歳月をかけて隆起し、日本海の荒波に侵食されて地表に現れた地球のダイナミズムそのものです。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

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