ぜるぶの丘の敷地最上部に位置する展望台は、美瑛屈指のパノラマビューを誇る隠れた一等地です。背後には大雪山連峰の主峰・旭岳や十勝岳連峰の雄大な稜線が広がり、眼下には丁寧に手入れされた花畑のストライプが波打ちます。
そして視線を北側のパッチワークの路へ向けると、昭和47年の日産スカイラインのCMロケ地として一世を風靡した名木、ぜるぶの丘から望むケンとメリーの木がくっきりと視野に入ります。道路沿いから見上げるケンとメリーの木も迫力がありますが、ぜるぶの丘の高台から花越しにポプラの巨木を遠望する構図は、絵画のような奥行きを生み出す絶好の撮影スポットです。
園内には、美瑛の銘木をモチーフにしたモニュメントや、木立の中に佇むカフェテラス、北海道の冷涼な空気で育った乳牛の生乳ソフトクリームを味わえるベンチスペースなど、ゆったりと滞在できる仕掛けが随所に散りばめられています。ただ花を見るだけでなく、美瑛の広大な空と大地を五感で受け止められる構成こそ、この場所の真価です。