ダーマルピアス(正式名称:マイクロダーマル)は、皮膚組織に小さなポケットを作り、そこにダーマルアンカーと呼ばれる平らなプレート状の金具を挿入する施術です。アンカーのプレートには微小な穴が複数空いており、傷が治る過程で周囲の皮下組織やコラーゲン線維が穴の中へと入り込み、網目状に固定されることで抜け落ちにくくなる構造になっています。
皮膚の表面にはアンカーから直立したネジ受け部分のみがわずかに露出し、そこに好みのトップパーツ(ジェムやディスク)をねじ込んで装着します。これにより、反対側の出口が存在しない完全な平面であってもピアスを留めることが可能になります。
似た形状の施術に「スキンダイバー」がありますが、構造上の決定的な違いはパーツ交換の可否とサイズ感です。
スキンダイバーは土台とトップが完全に一体化しているため、一度装着すると後からデザインを変えることができません。またベース部分が円盤状で小さく、浅い層に留めるため比較的負担が少ない反面、安定性に欠け早期に脱落しやすい傾向があります。現在主流となっているマイクロダーマルは、ネジ式でトップの着せ替えができる上にアンカーのホールド力が高く、長期的な装着に適した進化形と言えます。