話題となったマネージャーたちは、その後どのような人生を歩んでいるのでしょうか。芸能人担当マネージャーの現在を追跡すると、華やかな脚光の裏にある過酷な葛藤と、多様な選択肢が見えてきます。
前述の樺澤まどか氏は、絶大な人気を誇りながらも2023年夏に吉本興業を退社しました。「海外に住んで新しい挑戦をしたい」という意志のもとオーストラリアへ渡り、その後も自身のSNSを通じて現地での生活や自然体の日常を発信し続けています。会社員マネージャーという枠を飛び越え、自らの人生を主体的にデザインする生き方は、多くの同世代女性から共感を集めています。
一方で、芸能人マネージャーかわいいネットの反応が必ずしもポジティブな結果ばかりをもたらすとは限りません。一般人であるにもかかわらず、SNS上で個人アカウントを特定されたり、現場での出待ち行為に巻き込まれたりといったストーカー被害に近いトラブルに直面するリスクが年々深刻化しています。
「可愛い」「タレント超え」と囃し立てられるあまり、現場のスタッフやクライアントから「裏方のくせに気取っているのではないか」という謂れのない偏見を持たれることも少なくありません。そのため、話題になったことを機に露出を完全に控えて裏方業務に専念する道を選ぶ人や、培ったプロデュース能力を活かしてアパレルブランドのPRやWebマーケティング企業へ転職する人も多く見られます。スポットライトを浴びた後の身の処し方こそが、彼女たちのキャリアにおける最大の分岐点となっています。