マイユクール祥月の滞在で最も強い印象を残すのが、夕食時に提供される季節の創作会席料理です。和食の伝統的な技法をベースにしながら、洋の食材や盛り付けを巧みに融合させたコース仕立てとなっており、舌だけでなく視覚でも楽しませる工夫が凝らされています。
食事処「風里」の空間作りに寄与しているのが、常時3名のピアニストが日替わりで担当するピアノの生演奏です。食事の進行に合わせて奏でられるクラシックや映画音楽の優しい音色が、テーブルごとの会話を邪魔することなく、贅沢なプライベート感を演出します。記念日プランなどで予約したゲストには、演奏とともにさりげない祝福が届けられる演出もあり、カップルの記念日旅行で選ばれ続ける大きな理由となっています。
そして夕食のクライマックスを飾るのが、長年語り継がれている名物のデザートワゴンです。食事を終えたタイミングでテーブルサイドへと運ばれてくるワゴンには、色鮮やかな自家製スイーツが所狭しと並びます。「好きなものを好きなだけ選べる」という贅沢感は、スイーツ好きならずとも気分が高揚する瞬間です。
さらに注目すべきは、令和7年(2025年)6月8日に敷地内へ新たにオープンした「Pâtisserie Maille(パティスリー マイユ)」の存在です。専属パティシエが腕を振るうオリジナルスイーツの数々は、ディナーの枠を越えてチェックイン後のティータイムやお土産としても楽しむことが可能となり、食体験の充実度は近年さらに一段階引き上げられました。
翌朝の朝食バイキングも手抜かりはありません。地元神奈川や箱根近郊の新鮮な食材をふんだんに取り入れ、彩り豊かなサラダバーや焼き立てのパン、滋味深い和食のおかずが並びます。「朝からしっかり野菜を摂りたい」「体に優しい朝食で一日をスタートさせたい」という健康志向の女性ニーズを的確に捉えた構成です。