レジンが固まらない原因と硬化時間の正解|Uv・Led別に徹底解説

レジンが固まらない原因と硬化時間の正解|Uv・Led別に徹底解説

レジンが固まらない原因と硬化時間の正解|Uv・Led別に徹底解説の全貌を詳しく解説してご紹介します。

ネット上のSNSや動画プラットフォームでは「照射時間をとにかく長くすればどんなレジンでもカチカチに固まる」「100均レジンでもプロ用と全く同じ」といった情報が散見されますが、これらには材料工学的な誤解が含まれています。

まず、「過剰照射の弊害」です。規定時間を大幅に超えて5分〜10分と連続照射を続けると、重合熱の急激な蓄積によってレジンが沸騰・発煙し、内部に無数の微細気泡や亀裂(クラック)が生じます。さらに、重合体の酸化劣化が進行して完成直後から黄色く変色(黄変)する致命的なダメージを負うことになります。

また、100均レジン液硬化速度と品質に関する現場調査では、100円ショップのレジン液は低コスト化のためにモノマーの揮発成分比率や開始剤の配合がプロ用液(パジコ製「星の雫」や清原製レジンなど)と異なり、硬化収縮率が約6%〜9%と高めに設定されている実態が確認されています。これにより、硬化時にモールドから剥がれて反り返ったり、表面に波打ちが生じやすくなります。練習用や小さな平面パーツには適していますが、長期間の透明度保持や精密な立体作品には専門メーカー製の高品質レジンを選択するのが賢明です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。