受験生の保護者から最も多く寄せられる疑問が、「専修大学の付属校・系属校としての内部推薦制度はどこまで機能しているのか」という点です。
結論から言えば、専修大学および石巻専修大学への特別推薦枠はしっかりと確保されています。首都圏の専修大学(経済学部、法学部、経営学部、商学部、文学部、人間科学部、国際コミュニケーション学部、ネットワーク情報学部など)へ、一般入試の熾烈な競争を経ずに進学できるルートは、地方の私立高校として大きな強みです。
ただし、ここで注意すべきは「入学すれば誰でも自動的に専修大学へエスカレーター進学できるわけではない」という現実です。
学内推薦を獲得するためには、高校3年間の全体の学習成績の状況(評定平均)において一定水準(一般的に評定3.5〜3.8以上が目安)を維持し、欠席日数制限や校内選考テスト、面接をクリアしなければなりません。希望学部が重複した場合は成績上位者から優先的に枠が割り振られるため、日頃の定期テストや提出物の管理が極めて重要となります。
進学実績全体を見渡すと、専修大学への進学にとどまらず、熊本大学などの地元国公立大学、福岡大学や西南学院大学といった九州圏の主要私立大学への合格者もコンスタントに輩出しています。さらに看護科専攻科の修了生は、ほぼ100%に近い高い看護師国家試験合格率を維持し、大学病院や総合病院への就職ルートを確立しています。