進学校としての実力を測る上で欠かせない伊志田高校 進学実績の構造を分析します。伊志田高校の進路指導室が公表しているデータおよび塾関係者の集計によると、例年、卒業生の約8割以上が4年制大学へ進学し、短大・専門学校・就職はごく少数派にとどまります。
合格実績の中心を占めるのは、いわゆる日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)および文教大学、神奈川大学などの関東中堅私立大学群です。そして学年上位20〜25%前後の生徒が、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学などのGMARCHや成蹊・成城・明治学院といった難関私立大学へ合格を果たしています。
特筆すべきは、伊志田高校 指定校推薦 GMARCH枠の豊富さです。地域に根ざした伝統校としての信頼から、中央大学、法政大学、青山学院大学をはじめ、学習院大学や成蹊大学、日本大学、東洋大学などから多数の指定校推薦枠が寄せられています。ある卒業生は次のように明かしています。
「一般選抜だけでGMARCHを狙うのは相応の自学自習力が必要ですが、1年次から定期テストで評定平均4.2以上をキープしていれば、指定校推薦で納得のいく上位大学への切符を掴むチャンスが大いにあります。指定校枠を狙ってコツコツ真面目に勉強する生徒が多いのも伊志田の特徴です」(2025年卒業生の手記より)
国公立大学への合格者は毎年数名から十数名程度(横浜国立大学、神奈川県立保健福祉大学など)であり、国公立至上主義ではありません。私立大学文系・理系への手堅い進学設計こそが、伊志田高校の真の強みといえます。