赤ちゃんの目の周りが赤い原因と受診目安|小児科と眼科の判断基準

赤ちゃんの目の周りが赤い原因と受診目安|小児科と眼科の判断基準

赤ちゃんの目の周りが赤い原因と受診目安|小児科と眼科の判断基準の注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

デリケートな目元だからこそ、インターネット上には医学的根拠の乏しい誤った情報や民間療法が氾濫しています。自己判断によるケアが症状を劇的に悪化させるケースも少なくありません。

誤解1:「目の周りは危ないから何も塗らないほうがいい」

「目薬以外の軟膏を目元に塗ると目に入るのが怖い」という理由で、目の周りのカサカサを放置する保護者が多く見られます。しかし、目の周りの皮膚は顔の中で最も薄く乾燥しやすいため、無防備な状態にしておくと急速に湿疹化します。目に入っても刺激の少ない「高純度白色ワセリン(プロペトやサンホワイトなど)」を、粘膜の際(キワ)をわずかに避けて薄く塗布し、皮膚バリアを人工的に補うことが医学的に強く推奨されています。

誤解2:「大人の市販目薬や抗菌軟膏を流用する」

家庭に常備されている市販の結膜炎用目薬や、大人が皮膚科で処方された軟膏を赤ちゃんの目元に塗る行為は極めて危険です。成人用の製剤には血管収縮剤、防腐剤、あるいは小児の眼圧を上昇させるリスクのある成分が含まれている場合があります。赤ちゃんの眼球や皮膚は薬剤の吸収率が高いため、必ず小児専用に処方された薬剤を使用しなければなりません。

誤解3:「母乳を目にかけると殺菌されて治る」という民間療法

昔から一部で語り継がれている「母乳点眼」は絶対に避けてください。母乳には免疫成分が含まれているものの、同時に糖質や脂質など細菌の格好の栄養源となる成分が豊富です。炎症を起こしている目に母乳を入れると、かえって細菌が爆発的に増殖し、重篤な角膜炎や眼内炎を引き起こす恐れがあります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。