蘆花が妻の愛子と共に後半生を過ごした旧宅跡地は、現在、東京都立の都市公園「蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)」として整備・公開されています。敷地内には武蔵野の豊かな面影が色濃く残されており、四季折々の自然と文学の薫りを肌で感じられるスポットです。
【蘆花恒春園の見どころ】
・徳冨蘆花旧宅(東京都指定史跡):蘆花自らが設計・移築に関わった主屋(茅葺き屋根)、書斎、秋水書院が当時の姿のまま保存されています。
・徳冨蘆花記念館(世田谷):貴重な直筆原稿や愛用の遺品、トルストイからの受贈品、愛子夫人ゆかりの資料などが体系的に展示されています。
・蘆花・愛子夫妻の墓所:園内の静かな竹林と雑木林の奥に、二人が仲良く眠る墓石がひっそりと佇んでいます。
・花の丘区域:春の菜の花や秋のコスモスなど、季節ごとに鮮やかな花々が咲き誇り、散策路として親しまれています。
【アクセス情報】
・所在地:東京都世田谷区粕谷1-20-1
・電車でのアクセス:京王線「芦花公園駅」または「八幡山駅」下車、徒歩約15分
・バスでのアクセス:京王線「千歳烏山駅」または小田急線「千歳船橋駅」より京王バス利用、「芦花恒春園」下車徒歩約7分
・入園料:無料(旧宅および記念館の観覧も無料)