多くの人が混同しやすいのが「椎茸アレルギー」との違いです。両者は発症機序、症状の出方、そして再発の条件において明確に区別されます。
椎茸アレルギーは、免疫グロブリンE(IgE抗体)が関与する即時型の真正アレルギーです。加熱の有無にかかわらず、微量の椎茸エキスを摂取しただけでも数分〜数十分で全身のじんましん、唇の腫れ、呼吸困難(アナフィラキシー)などの重篤な全身症状を引き起こす危険性があります。
これに対し、しいたけ皮膚炎は主にレンチナンによる非アレルギー性の毒性・免疫反応とされ、呼吸器系や循環器系の重篤なアナフィラキシーに発展することは極めて稀です。最大の違いは「十分に加熱した椎茸であれば、再発せずに問題なく食べられる」という点にあります。