曹洞宗とはどんな宗派か?臨済宗との違いから葬儀・坐禅作法まで徹底解説

曹洞宗とはどんな宗派か?臨済宗との違いから葬儀・坐禅作法まで徹底解説

曹洞宗とはどんな宗派か?臨済宗との違いから葬儀・坐禅作法まで徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

Q1:曹洞宗と臨済宗、初心者にとって坐禅会に参加しやすいのはどちらですか?
A1:どちらも一般向けの坐禅会を広く開いていますが、初心者にとってハードルが低いのは曹洞宗です。曹洞宗は「ただ姿勢を正して壁に向かって坐る」というシンプルな作法であるため、予備知識がなくても呼吸と姿勢に集中しやすい利点があります。臨済宗の公案(禅問答)は師弟の個別対面指導を伴うことが多く、ある程度深く踏み込む必要があります。

Q2:曹洞宗の葬儀で、焼香をうっかり3回してしまったら失礼になりますか?
A2:マナー違反として責められることは決してありません。曹洞宗の正式な作法は「主香1回、従香1回の計2回」ですが、何よりも大切なのは故人を悼む真摯な心です。参列者が多く時間が限られている大規模な葬儀では、寺院側から「焼香は1回でお願いします」と案内されるケースもあります。その場の案内に従えば失礼には当たりません。

Q3:数珠は曹洞宗専用の本式数珠を使わないといけないのでしょうか?
A3:檀家としての法要や正式な仏事では、金属の丸環が付いた曹洞宗の本式数珠(百八玉)を用意するのが望ましいですが、一般の参列者として通夜や葬儀に参列するだけであれば、どの宗派でも使える「略式数珠(片手数珠)」で全く問題ありません。

Q4:曹洞宗のお寺にお参りする際、柏手(かしわで)を打っても良いですか?
A4:お寺での参拝では柏手を打たず、音を立てずに静かに手を合わせる「合掌一礼」が作法です。曹洞宗の寺院には歴史的経緯から鎮守社(神社)を境内に祀っている場合もありますが、本堂のご本尊(釈迦牟尼仏)に手を合わせる際は、胸の前で静かに両の手のひらを合わせ、頭を深く下げて礼拝します。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。