家庭で餅を揚げる際、「おかき」と「揚げ餅」の定義の違いについて疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。この2つの決定的な違いは、揚げる前の水分の含有量にあります。
米菓の「おかき(あられ)」は、生餅を薄くスライスしたあと、数日から1週間ほど天日干しして完全にカラカラになるまで乾燥させてから揚げます。内部の水分を極限まで抜くことで、揚げたときに米の繊維が一気に膨らみ、芯まで均一に硬質なサクサク感に仕上がります。
一方の「揚げ餅」は、生の切り餅(または数時間の表面乾燥のみ)を使用します。内部に水分をしっかり残した状態で揚げるため、「外側はカリッ、中はトロッと伸びる」という独特のコントラストが生まれます。どちらも餅の魅力を生かした調理法ですが、短時間で手軽にもちもち感を楽しみたいなら揚げ餅が最適です。