私生活に目を向けると、高市氏の人生観や包容力を物語るドラマチックな家族関係が存在します。その中心にいるのが、同じく政治家として歩んできた夫・山本拓氏(元衆議院議員)です。
二人は2004年に結婚しました。当時から自立した政治家同士のカップルとして知られていましたが、2017年には政策的なスタンスや党運営に関する見解の不一致などを理由に協議離婚を発表します。この離婚は決して憎しみ合った末の破綻ではなく、お互いの政治的信念を尊重した上での「友好的な解消」でした。
そして2021年、山本氏の体調不良や政治的な試練を支え合う中で、二人は再婚(復縁)を選択します。一度離れたからこそ理解できたパートナーのありがたみと、深い信頼関係に基づく絆の再生は、多くの人々に温かい驚きを与えました。
高市氏自身に出産の経験はありませんが、山本氏の前妻との間に生まれた子供たち(長男・長女・次女)を実の家族として大切に育て上げてきました。特に長男は政治活動を裏で支えるなど、強い信頼で結ばれています。現在では息子たちに子供が生まれ、高市氏は「おばあちゃん」としての顔も持っています。家族の支えと世代を超えた団らんが、激しい政争の中で彼女の精神的なアンカー(碇)となっていることは間違いありません。