NHKの『クローズアップ現代』をはじめとするメディアの調査報道によって、こうした匿名取引のネットワークが海外の通信アプリやダークウェブにまで及んでいる実態が明るみに出た。国内のプラットフォームで規制が強まった結果、より足取りの掴みにくい海外サーバーへと拠点が移転しているのだ。
これに対し、サイバー犯罪対策の専門家は「事業者の自主規制だけに頼る段階は過ぎた」と指摘する。電子商業取引法や古物営業法の解釈を拡大し、個人間の衛生用品取引に対する本人確認の義務付けや、危険物の出品に対する厳罰化を求める声が強まっている。
私たちが日常的に消費し、捨てている一枚のフィルター。それが個人のプライバシーを脅かし、感染症の火種となり、闇の市場を潤す商品へと変貌する。一人ひとりが「正しく捨て、怪しい取引には関わらない」という当たり前の倫理観を持つことが、ネットの暗部に潜む違法ビジネスを根絶する唯一の防壁となる。 (出典: 使用 済み マスク(Yahoo!ニュース))
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