最終話掲載時のSNSやコミュニティサイト(X、5ちゃんねる、読書メーター等)では、長年見守ってきた読者からの熱狂的な反響が溢れました。リアルタイムで寄せられた主な反応を分析すると、以下の3点に集約されます。
第一に、「10年間の見守りへの達成感」です。読者からは「西片が自分から走って高木さんの手を握った瞬間、親のような気持ちで涙が出た」「からかいという名の愛情表現の総決算として100点満点」といった声が相次ぎました。
第二に、「完璧な引き算の美学」への賞賛です。過剰なキスシーンや派手な愛の言葉を叫ばせるのではなく、中学生らしい恥じらいと純情さを最後まで崩さなかった構成に対し、「山本崇一朗先生の作品への誠実さを感じる」という意見が多数を占めました。
作者の山本崇一朗先生の完結コメントでも、「読者の皆様が温かく2人を見守ってくれたおかげで、最後まで楽しく描き切ることができました」と感謝が述べられており、作品・ファン・作者が一体となった極めて幸福なフィナーレであったことが実証されています。