退役後、一時的に予備役艦隊に編入されていたニュージャージーは、2001年秋にフィラデルフィアの対岸に位置するニュージャージー州カムデンにて博物館・記念艦として一般公開を開始しました。
数あるアメリカの軍艦博物館の中で、戦艦ニュージャージーが群を抜いて高い評価と集客力を維持している理由は、その「徹底したオープンな情報公開」と「現場目線の展示運営」にあります。館内キュレーター陣自らが運営する公式YouTubeチャンネルでは、普段は立ち入ることができない機関室の最深部、主砲塔内部の装填機構、艦橋の極秘区画などを惜しみなく解説しており、登録者数は数十万人を超え、世界的な軍事ファンコミュニティを形成しています。
現地を訪れた日本人見学者のレビューやトラベルデータを見ても、「艦首から艦尾までの動線が非常に整備されている」「日本語のパンフレットや音声ガイドの要約も充実しており、半日かけても回り切れないほどの情報密度がある」と絶賛されています。夜間宿泊プログラムや主砲射撃シミュレーションなど、単なる静態保存にとどまらない体験型コンテンツがリピーターを生み出す原動力となっています。