各場面で長々と話す必要はありません。要点を絞った1〜2分程度の文例を場面ごとにまとめました。
① 法要開始時の挨拶(短く端的に)
「本日はお足元の悪い中(またはご多忙の折)、亡き父〇〇の四十九日法要にご参列いただき、誠にありがとうございます。これより、〇〇の四十九日法要を執り行いたいと存じます。ご導師様、どうぞよろしくお願いいたします」
② 法要終了時の挨拶(感謝と忌明けの報告)
「本日はご多忙の中、最後までご参列を賜り、厚く御礼申し上げます。皆様のおかげをもちまして、滞りなく四十九日の法要を終えることができました。
早いもので、父が他界いたしましてから本日で四十九日を迎えました。突然のことで戸惑うばかりの遺族一同を温かく支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。本日をもって一つの節目である忌明けを迎えることとなりますが、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
この後は、別室にてささやかではございますが、故人を偲ぶお席を用意しております。お時間の許す限り、懐かしい思い出話などをお聞かせいただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました」
③ 納骨式での短い挨拶
「本日はお墓までお立ち会いいただき、誠にありがとうございます。皆様に見守られ、無事に納骨を終えることができ、故人も安心していることと存じます。これから先も、折に触れてお参りいただけますと幸いです」
④ お斎(会食)終了・お開きの挨拶
「皆様、本日は名残惜しくはございますが、お時間となりましたので、これにてお開きとさせていただきます。皆様から故人の思い出話をたくさん伺うことができ、何よりの供養となりました。父もきっと喜んでいることと思います。
まだまだ至らぬ私どもではございますが、家族力を合わせて歩んで参ります。どうぞ皆様もお体を大切にお過ごしください。本日は誠にありがとうございました」
⑤ 【参考】忌明け法要の挨拶状文例(参列できなかった方や香典返し用)
法要に参列できなかった方へ香典返しを送る際は、挨拶状を添えるのが礼儀です。句読点(、や。)を用いずに書くのが伝統的なマナーとされています。
「拝啓 謹啓の候 皆様にはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます 先般 亡父〇〇 儀 永眠の際はご丁重なるご厚志を賜り誠にありがたく厚く御礼申し上げます 本日 滞りなく四十九日法要を相営み 忌明けを迎えました つきましては 供養のしるしまでに心ばかりの品をお届けいたします 何卒ご受納くださいますようお願い申し上げます 略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます 敬具」