彼らの絆が本物であることを決定づけたのは、数年前に鈴木を襲った突然の体調不良だった。一時は仕事をすべてキャンセルし、療養に専念せざるを得なかった彼女を、陰で支え続けたのが長谷川だったという。多忙を極める撮影スケジュールの合間を縫い、彼女の元へと駆けつける彼の姿が報じられた。そこにあったのは、派手なパフォーマンスではなく、ただ静かに寄り添うという覚悟だ。
病を克服し、再びカメラの前に立つようになった鈴木の表情には、以前にも増して深みと艶が加わった。絶望の淵に立たされたとき、誰が隣にいてくれたか。その答えこそが、現在の二人の揺るぎない関係の土台になっていることは疑いようがない。