宇津井健さんの命を奪った直接の死因は、慢性呼吸不全(肺気腫)でした。芸能界でも指折りの健康志向で知られ、徹底した肉体管理を続けていた宇津井さんですが、晩年は呼吸器系の不調と闘いながら撮影現場に立ち続けていました。
2014年に入ると病状は急速に悪化し、愛知県名古屋市内の病院へ極秘入院を余儀なくされます。呼吸困難と闘いながらも、最後まで「俳優・宇津井健」としての品格を失わず、医師や看護師に対しても常に紳士的な態度を崩さなかったといいます。そして同年3月14日午後6時5分、家族や近しい関係者に見守られながら、82年の生涯に静かに幕を下ろしました。