出っ歯(上顎前突)や叢生(八重歯・ガタガタの歯並び)を治すために小臼歯を抜歯した場合、左右にぽっかりと空いたスペースがコンプレックスになる方も多いはずです。
臨床的にパワーチェーンで隙間が埋まる期間は、抜歯箇所の幅(通常約7〜8mm)に対しておよそ6ヶ月〜1年程度を見込むのが一般的です。前歯を後方へ大きく下げるステップ(スペースクロージング期)において、パワーチェーンは主役級の働きを見せます。
「パワーチェーンで抜歯の隙間はいつ閉じるのか」と不安になる時期もありますが、骨の硬さや年齢、舌癖の有無によって移動スピードは変化します。奥歯側が前に寄るのを防ぎながら前歯だけを綺麗に引っ込めるアンカースクリュー(歯科用インプラント)を併用している場合は、より無駄のないルートで隙間が閉鎖していきます。