競技賞金が年収の1割程度に過ぎないとなれば、莫大なキャッシュを生み出している本体は言うまでもなくスポンサーシップです。高梨沙羅の背中には、日本を代表する大手コングロマリットや外資系メガブランドがずらりと並びます。
中核を担うのが、2013年から長きにわたり所属契約を結ぶ化学大手「クラレ」です。一部広告代理店関係者の証言によると、高梨沙羅とクラレの契約金は所属基本料だけでも推定年間5,000万〜8,000万円規模に達し、遠征費や専用チームの活動支援金を含めると実質的なサポート額は1億円を超えると見られています。企業側にとっても「ミラバケッソ」のキャッチコピーとともに彼女が世界の頂点で戦う姿は、替えの利かない企業価値向上をもたらしてきました。
さらに、彼女を支える高梨沙羅のスポンサー一覧には、名だたるトップ企業が名を連ねています。
エイブル、セブン-イレブン・ジャパン、ANA(全日本空輸)、SUBARU、レッドブル、オークリーなど、国内外の一流企業がマルチ契約を締結。これらサブスポンサーからの高梨沙羅のスポンサー契約料は、1社あたり年間1,000万〜3,000万円程度が相場とされ、複数社合算で年間6,000万〜1億円前後にのぼります。
これに加えて発生するのが高梨沙羅のCMギャラです。全盛期の単発契約相場は1本あたり3,000万〜5,000万円と試算され、好感度の高い冬のヒロインとしてCMが複数走った年度は、それだけで年収が1億円単位で跳ね上がる要因となりました。