灼熱のゲート前で30分以上立ち尽くす家族を横目に、涼しい顔で入場していくグループがいる。彼らが使っている手札は明快だ。電子チケット販売プラットフォーム「アソビュー」での事前購入である。
当日券を求めて券売機に並ぶ行為は、混雑日においては完全な悪手と言わざるを得ない。アソビューで日付指定チケットをあらかじめ確保しておけば、専用レーンからQRコードを提示するだけでスムーズに入場できる。ただし、ここにも落とし穴がある。週末や夏休み期間中の事前枠は、数日前から一気に埋まり始めるのだ。「当日朝に買おうとしたらすでに販売終了だった」という声は、取材中にも複数耳にした。
さらに取材で判明した最大の混雑回避術が「13時半以降の午後シフト」だ。大半のファミリー層は開園ダッシュを狙って午前中に殺到し、子どもの昼食や疲労を境に13時前後に一斉に引き揚げ始める。つまり、正午過ぎから14時にかけて場内には明確なエアポケットが生じる。日焼け対策さえ万全にしておけば、日差しのピークを少し外した時間帯こそが、スライダーも流れるプールも最も快適に堪能できる黄金タイムとなる。