ネット検索で上位に並ぶ「結婚式でツーブロックはマナー違反」という言説を目にして、髪を切るべきか頭を抱える男性が後を絶ちません。しかし、結婚式髪型メンズツーブロックNG理由を歴史的かつ実態的に紐解くと、現在の認識ギャップが浮き彫りになります。
そもそもツーブロックがNG視された背景には、1980年代から90年代にかけての過激なパンクスタイルや、反社会的な威圧感を与える「剃り込み」との混同がありました。とりわけ伝統的な価値観を重んじる年配の親族層から「威嚇的に見える」「ヤンチャな印象を受ける」と敬遠された歴史的事実があります。
ですが、ビジネスヘアのスタンダードとして定着した現在、ブライダル業界の現場でもツーブロックそのものが一律排除されるケースは稀です。問題視されるのはスタイル名ではなく「段差の激しさ」と「露出度」にあります。地肌が見える0mm〜3mmのスキンフェードや、上の髪を過剰に跳ねさせて刈り上げを露出するスタイルは依然として敬遠されますが、6mm〜9mm程度で自然にグラデーションをつけ、上の髪を落ち着かせたツーブロックであれば、格式高いホテルウェディングでも全く問題なく通用します。