今回インターネット上に流出したデザインは、従来のどこか愛らしくも威圧的だった赤いフォルムをベースにしながらも、現代のハイエンドなCG技術を背景とした極めてシャープな質感を纏っている。描かれているのは、都市のデジタルインフラを背景に、空間の歪みを感知して変形する「サーチマトン」の初期案らしきスケッチだ。
特筆すべきは、そのコンセプトアートに添えられた手書きのビジュアルメモである。そこには「空間変容型ARセキュリティ」という記述があり、かつての平面的で記号的なグラフィックから、より重厚で立体的なサイバー空間の存在としてリビルドされていることが読み取れる。長年沈黙を守っていたファンの間では「完全新作の準備稿ではないか」との見解が駆け巡った。