ビジネスやメディアの世界では、鳴り物入りでスタートした企画が大失敗することを「コケる」「大コケ」と呼ぶ。英語圏のカルチャーメディアや経済紙(VarietyやBloombergなど)でも、こうした状況を描写するスラングが日常的に見出しを飾っている。
映画・舞台・興行が「大コケする」:flop と bomb
巨額の予算を投じたにもかかわらず、興行収入が振るわず赤字に終わった作品に対して使われる代表格が「flop」と「bomb」である。
・That big-budget superhero movie completely flopped at the box office.
(あの巨額予算のスーパーヒーロー映画は興行的に大コケした。)
・His new comedy show bombed on opening night.
(彼の新作コメディショーは初日の夜に大爆死した/大コケした。)
名詞として「It was a huge box-office bomb(興行的な大惨敗だった)」のように使うケースも多い。
事業・プロジェクトが「コケる」:tank と go belly up
新商品のローンチが失敗したり、スタートアップの事業計画が破綻したりした場面では「tank(急落する・コケる)」や「go belly up(魚が腹を見せて浮かぶ=倒産する)」が威力を発揮する。
・The startup's new product tanked within three months.
(そのスタートアップの新商品はわずか3ヶ月でコケた。)
・If our marketing campaign fails, the entire project could go down in flames.
(マーケティング施策が失敗すれば、プロジェクト全体が派手にコケかねない。)