美容医療初心者が陥りがちな最大の誤解は、「テレビCMを大量に流している大手有名クリニックの方が技術が高く、安全である」という思い込みです。しかし、医療の現場構造を深く観察すると、大手チェーンと静岡美容外科橋本クリニックのような地域密着型の個人院には、決定的なビジネスモデルの違いが存在します。
大手チェーンクリニックは莫大な広告宣伝費と都心の一等地の家賃を回収するため、医師に過酷な売上ノルマを課し、来院した患者に対して高額なオプション施術を契約させるインセンティブが働きやすい構造になっています。さらに深刻なのは「ドクターガチャ」と呼ばれる問題です。指名料を払わない限り、経験の浅い研修上がりの医師が担当になり、術後の経過観察時にはすでに別の分院へ異動していて二度と会えないというトラブルが日常茶飯事となっています。
対照的に、橋本クリニックのような個人開業院では、「カウンセリングを行った院長本人が執刀し、抜糸や術後の検診まで一貫して責任を持つ」という医療本来の当たり前が担保されています。途中で担当医が逃げ出せない環境だからこそ、杜撰な手術や無責任な対応を行うリスクは極めて低くなります。
ネット上に散見される「愛想が良くない」「大手のようにチヤホヤしてくれなかった」という不満は、裏を返せば「不要な施術を売りつけるための営業トークをしてこなかった証拠」でもあります。この業界の裏構造を理解していない読者ほど、愛想の良い営業マンに誘導されて高額契約を結び、後から後悔するという皮肉な現実が存在しているのです。