店舗のすぐ近くには、JR青梅線の白丸駅がある。無人駅の改札を抜け、澄んだ空気を吸い込みながら坂道を下ると、眼下にエメラルドグリーンに輝く多摩川の清流が広がっていく。吊り橋を渡る風の冷たさや、生い茂る木々のグラデーション。レストランへ向かうアプローチそのものが、まるで別世界へ誘うプロローグのようだ。
テラス席に腰を下ろせば、目の前にはダイナミックな渓谷美がパノラマで広がる。都会のレストランでは絶対に手に入らない圧倒的な解放感。川のせせらぎに耳を澄ませながら熱々の肉を口に運ぶひとときは、日常で凝り固まった神経を芯からほぐしてくれる。