ブルーインパルスの真骨頂といえば、6機のT-4練習機が息を合わせた寸分狂わぬアクロバットフライトだ。中でも観客を沸かせるのが、大空に巨大な6つの輪を描いて花を咲かせる「サクラ」や、矢が射抜くハート型をスモークで表現する「バーティカルキューピッド」である。
時速800キロ近い超高速で接近しながら、機体間の距離をわずか数メートルに保つ技量はまさに神業。2026年シーズンに向けて隊員たちの訓練も熱を帯びており、今期新しくアレンジされたオリジナル演目の投入にも期待がかかる。耳をつんざく爆音と、胸を打ち鳴らす旋回音。現地でしか味わえない五感の揺さぶりがそこにある。