2016年の造成開始から10年という節目を迎え、現地・大村市森園公園地先のガラスの砂浜の現在の状況にも経年による自然な変化が生じています。
完成当初のような「新品のカラーガラスがまぶしく輝く人工的なコントラスト」から、自然環境と調和した「海の生態系の一部」へと確実にシフトしています。具体的には、海水の満ち引きや日照によってアオサなどの海藻類が付着するエリアが広がっており、場所によっては緑色の藻で覆われ、SNSの写真ほどガラスの鮮やかな色味が目立たないタイミングもあります。
これに対し、ネット上では「写真と違って藻だらけだった」「以前ほどキラキラしていない」といった声が散見されますが、これは環境土木としてはむしろ自然定着が進んでいる健全な証拠です。ボランティアや地域団体による定期的な清掃活動も行われており、波打ち際や干潮時の汀線(波が洗うライン)では、今も変わらず陽光を反射して輝くガラスの結晶を楽しむことができます。