NHKが策定した経営計画において、長年の懸案事項であった音声波の削減は最終段階を迎えています。NHKラジオ第2の廃止時期については、2021年に発表された中期経営計画以降、一貫して「2026年度中のAM1波化(ラジオ第2の停波)」を軸にロードマップが敷かれてきました。
公式発表資料および総務省の有識者会議における報告によると、NHKは保有する音声3波(AM2波・FM1波)体制から、AM1波・FM1波の合計2波体制への再編を決定づけています。2024年度から2025年度にかけて段階的な番組編成の見直しや告知キャンペーンが実施され、2026年内の完全停波・統合に向けた技術的・編成的な実証が完了しつつあります。
かつて全国津々浦々の送信所から大出力で届けられていたラジオ第2の各地域周波数(東京693kHz、大阪828kHz、名古屋909kHzなど)は、その役目を終えることになります。現在、放送波上でも定期的な案内アナウンスが挿入されており、長寿番組のリスナーに対して早期の受信移行が強く促されています。