作品を彩るキャラクターたちは、背中に背負う「家」のデザインにもそれぞれの性格が色濃く反映されています。
主人公のジャムは、赤い三角屋根の黄色いおうちに住む元気で好奇心旺盛な男の子。ピンク色のおしゃれな家に住むガールフレンドのピピ、青いどっしりした家を背負った食いしん坊でおっとり屋のハミルトン、物知りで立派な煙突を持つグランパなど、どのキャラクターも一目見たら忘れられない愛らしさを持っています。
作中では明瞭な日本語のセリフではなく、「モイモイ」「ジャムジャム」といった独自の架空言語(ハウスネイル語)が使われていました。言葉の意味が完全に分からなくても感情がダイレクトに伝わってくるのは、名優たちの卓越した演技力によるものです。
ジャムの声を演じたのは、『パーマン』のパーマン2号(ブービー)や『キテレツ大百科』のブタゴリラ役などで知られるレジェンド声優の大竹宏氏。声のトーンや息遣いだけで無邪気さや寂しさを表現し、言葉の壁を越えて子どもの心に寄り添う演技を披露しました。