LINEの通報機能はプラットフォーム内のペナルティを科すためのものであり、刑事責任を追及したり被害金を回収したりする法的な権限はありません。金銭詐欺、ストーカー行為、脅迫、リベンジポルノなどの重大な犯罪被害に遭っている場合は、LINE通報だけで済ませず、速やかに警察へ相談する必要があります。
警察や専門機関に相談する際に最も重要となるのが「証拠の保全」です。相手をブロック・削除したり、トーク履歴を消去してしまうと、事件の立証が困難になります。
1. 相手の表示名、LINE ID、ステータスメッセージがわかる画面をスクリーンショットで保存する。
2. 脅迫や詐欺の該当メッセージ、送金指示、送信された画像の日時がわかる形で撮影する。
3. トーク履歴をテキスト形式でバックアップ保存する。
4. 最寄りの警察署の「生活安全課」または「サイバー犯罪相談窓口(#9110)」へ連絡する。
実害が発生している事案では、警察からの捜査関係事項照会を通じてLINEヤフー社へ情報開示請求が行われ、発信者の特定や検挙につながるケースも珍しくありません。