手首への負担を減らすための器具でありながら、「バーを使うと手首が痛い」と感じる初心者は少なくありません。その原因の9割は「グリップの握り込みの甘さ」と「手首の寝かせ(背屈)」にあります。
動作中に手首が後ろへ反ってしまうと、体重が関節にダイレクトにのしかかります。バーを握る際は、親指もしっかり巻き込むサムアラウンドグリップを採用し、バーの真上に前腕の骨(橈骨と尺骨)が真っ直ぐ乗るよう拳を立てて握り込むのが鉄則です。
また、腰が反りすぎたりお尻が高く浮き上がったりするフォームの乱れも、手首や肩に異常な負荷を分散させる元凶です。頭の先から踵までを一本の強固な板のように保つ意識を持つことで、関節を守りながら対象筋へ100%の負荷を届けることができます。